2025年12月2日
本物とは? ベルカント・歌への挑戦と人間の表現について

2025年の関西万博では、
イタリア館が
待ち時間8時間の一番の人気館でした。
人気の最大の理由は
『本物』を持ってきたということ
他館が最新映像技術を強調した中の
まさに真逆の
歴史とリアル!
イタリア館のマリオ・ヴィッターニ政府代表は、AIは大事だが、あくまでも道具であり
一番重要なのは人間。
そして、人間が新しい発想を生み出す源には文化が必要と述べています。
本物が持つ歴史の重みはデータでは得れないもの。
私は、昨今の
便利でラクで、一見楽しい。
刹那的な喜びに少し疑問を感じていて、
時間をかけたくないとか。無駄をなくしたいとか
良いとこどりや上っ面の華やかさを期待する
風潮・・。
果たして、そこに真の喜びと人としての成長はあるのかと
疑問を抱いています。
なので
イタリア館の
AIでは無い本物の芸術に光が当たったことに
むちゃくちゃ嬉しかったです。
最近、こんな話を聞きます。
〇チャットGPTことチャッピーに、わからないことはなんでも聞くの。
共感してくれて寄り添ってくれる。なんでも丁寧に教えてくれて嬉しい。頼りになる。
〇プレゼンはAIがベースを作って、そこに自分らしさを差しこむんです。
忙しいときは助かる~。
〇大学の論文は、生徒も先生もAIを駆使してお互いにレスポンスするんです。えー!!
〇川柳コンテストは、あまりにも、AIが瞬時にみごとなのを作るので
人間がつくったのか、AIなのか区別がつかず今年は中止します!!
〇カラオケは音程のガイト付きじゃないと歌えない~。高得点を出すのが目的。
歌は、いきなりサビでしょ。イントロ?うざい。無駄でしょ。
無駄ってなーに??
みんな、良いとこどりしたいと思っていない?
楽して認められよう!って思ってません?
せっかくの素晴らしい本物の人間なのに
上っ面ばっかりかっこよくて
中身は??薄っぺらくなっちゃいそうです。
ピアノ教育の世界でも、バイエルやツエルニーは、全くしない。もしくはそんなに
進んでいないのに、華やかで簡単で聴き映えのする曲が弾きたい。
選んでほしい。
求められています。
でもそんなことばっかりしていたら、
こどもは本物を知らないまま、歴史の重みをしらないまま
見た目は、カッコいい!けど中身は
すっからかん!!?
になってしまします。
苦労しましょうよ。悩みましょうよ。
you tubeばかりみるのはやめて
人といっぱいいっぱいかかわりましょうよ。
言われるのを待つのじゃなくて
自分で考えましょうよ。
そこが、AIに負けない
人間のクリエイティビティです。
私は、50歳を過ぎて
ずっとしたかった、マイクを使わなくても、
身体が楽器として響く
存在が表現の塊みたいになれるベルカントの歌を
学び直しています。
そこには、未知のことや出来ないこと、わからないことがいっぱい。
時には、つらいこともあります。
でも、人ってすごい!!って思っているから。
AIなんかと比べ物にならないくらい、
すごい!!って思っています。
生きること!は、良いとこどりじゃないこと。
そんな人間が自ら何かを生み出すこと。
AIは人間が経験したことしか
再現できないといわれていて
人が生み出すことには限りがなくて
そう、可能性は無限大です。
本物の響きって、人間って!!!すごいんですよー!!
底知れないパワーがあるんですよ~。
声だけ、歌だけではなく、もちろんピアノも、その他楽器も、仕事も
なんでも同じ。
全てが、生の表現。
プロジェクトXではないけれど。(笑)
人が涙する、心動かされる、生きる元気がでる、
感動の域にまで
たどり着きたいです。
なんだかめずらしく
熱くなってしまいました。
2040年ころには、AIが人間を支配するのではないか?
と危ぶまれている今ここで
何が大切かもう一度考え直しませんか??
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