2022年2月16日
もしも私の日常の心の動きにBGMが鳴るとしたら

ふと音楽を仕事にしていると、生徒さんの音楽で毎日の音楽キャパがいっぱいになる時があります。
今。オンラインで英会話とフランス語会話を勉強しているのですが、フランス語を勉強すると英語を忘れ、英語を勉強するとフランス語を忘れる感じ。
私の頭は1ギガか~??と悲しくなりますが、しかたない、、、これが私の自頭の容量だわ。繰り返し学習しかないか・・・。と。
それと同じで、私の音楽も生徒さんに力を注ぐと自分の音楽をする余力がなくなってしまう。
若い時はそれでもなんとかこなしていましたが、以前に、自分の先生(指揮者)に、
「生徒さんの数が増えれば増えるだけ自分の音楽が減るよ!」と言われた意味がやっと分かってきました。
昔は、そんな・・心が狭いことを言わなくても~。とか、生徒さんからもパワーもらえるし。とか思っていました。根本的に意味が違う、本質を誤って受け取っていたんですね。
もっと自分の音楽を大切にして、自分を大切にしなさい!ということでした。
さてさて、前回の私の心のBGMを探して見よう!企画。
意外と私のBGMはクラシック曲が少なかった。
実際には、朝起きたら必ずまずモーツアルトをかけます。交響曲40番やジュピター、オペラの序曲やホルン協奏曲も好きです。
どんな曲・指揮者・演奏者が良い!って話になるとこれまた止まらないので、ここでは置いておいてまた次の機会に。
もし、私の心でBGMが鳴るとしたら、まずウキウキの時、例えば町で林遣都バリのイケメンを見かけたり(それは皆無に近いよね (笑))、
大好物の食べ物が目の前に並んだ時なんかに発するのが、君の瞳に恋してる!ですね。
残念ながらイケメンに発するよりも、食べ物に❝I love you baby~♪❞と心が歌っている割合が99,9%でしょう。
そして、ウキウキとは真逆の、、めったに怒らない私がイラっとしたとき、これは問題なく、ヴェルディの怒りの日。
その怒りを通り越して、心を閉ざし、、シヤッターを下した状態にまで行くと、
モーツアルトのレクイエム、この世で一番暗い、、、救いようのない暗さのd-moll(ニ短調)がかかります。
❝ああ、私に永遠の安息の日を・・・!!❞と。やぱいやばい。 ま、そんな時はめったにありませんがね。
ま、もし、そうなったときは、こうして頭で整理しておくと、
あ、私はモツレクに進みつつあるな!と理解し客観視してそれをチョイスしない思考の展開もありというわけです。
最後に、私は瞑想が好きです。その心の音楽を表すとしたら、
意外なところでピアノ連弾ラ・メール・ロワ 最後の妖精の園のグリッサンドのところなんかはむっちゃ好きです。
最後には瞑想を終えてすっきり、またがんばろう!と思えます。
私はフランスものの音が好きなんですよね。音そのものが質の高い美しさでないと成り立たない。
フランス語の響きもそうだし。ファッションなんかも、
イタリアとは違って着たときに女性らしい本当に素晴らしく美しいラインを引き出してくれます。
美意識の高さはやはりフランスが一番なんじゃないでしょうか。
今日はちょこっと心の音楽を探してみました。